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すばらしき青春♪

    
    息子(長男)の現役最後の試合から一晩明けて・・
    親子共々、強い脱力感にさいなまれています。

    えっと、何から書けばいいでしょうね~。
  今日は、いつもに増して長文、親ばかぎみの感情たっぷりの記事になると思いますので    興味のないかたは、どうぞスルーしてくださいね

    まずは結果から。
    16対55で、息子の高校は負けてしました。
    点差だけみれば、大差。
    でも内容的には決して悪くない試合でした。

    ラグビー生活の集大成の試合に臨む朝。
    息子はいつもになく元気がなく、体調でも悪いのかと心配しながら
    最寄りの駅まで向かう車に乗り込みました。
    駅までのたった3分間という短い間にあるやりとりが生まれました。

    後部座席の息子に「最後になるかもしれへんし、お母さんの前で
    最低ワントライ決めてみせてなぁ」と話しかけると「うん」とやや小さめの声で返答。
    「負けそうになったら、
     今までの苦しかったこと、怪我で大変だったことを思い出すんやで」と激励をとばすと
    「あかん、今から泣きそうや」と涙声で答える息子。
    「今から泣いててどないするん・・」とバックミラーで息子を見てみると
    手を目がしらにあて、涙をながしているではないですか。
    私もこらえていた感情が込みあげてきてもらい泣き・・
    泣きながら車を降りる息子に「とにかくがんばり」という言葉しか
    かけることができませんでした。

    試合前のそんなやりとりは、主人には理解しがたいようでしたが
    いいんです、いいんです。
    これは苦しい思いをしながら頑張ってきた息子に
    より近く寄り添ってくることができた母親だけにわかることですから。

    緊張で何を食べたかわからない(笑)朝食を終え、応援グッズを準備し
    試合会場に向かいました。
    前の夜から降り続いていた雨は奇跡的に上がり、試合開始時刻には
    晴れ間も見えるお天気となりました。(みんなの願いが通じたのかな)

    駆けつけた父親、祖父母が見守る中、
    定刻の11:00、キックオフ。
    観客席を見わたしてみるといつのまにやら、息子たちの同級生や
    OB、保護者大勢の応援団で埋め尽くされていて
    ひとつひとつのプレイにも熱のこもる声援が繰り広げられました。
    後で息子に聞いたら「うちの学校の拍手がより大きく感じた」そうです。
    創部63年目という伝統が産んだ賜物でしょう。

    序盤は互角に戦って先制したのですが、徐々に相手校の緊張がほぐれだし
    すきをつかれてタックルの応酬。
    こちらはミスが目立ちだし・・PGで小刻みに得点はするものの
    点差が開くばかり。
    声援がため息に変わり始めた前半29分。その時はやってきました。
    ゴール前のラックからこぼれた球を息子がトライしたのです。

    最後は偶然息子の手によるものだったかもしれませんが
    もちろん全員で繋ぎとった輝かしいトライでした。
    終わってみれば結果トライはこの1本だけ。
    本当に貴重なワントライとなりました。

    そうです。息子はちゃんと私との約束を果たしてくれたのです。
    有言実行・・そんな息子を本当に誇りに思い、たくましささえ感じました。

    ノーサイドの笛が鳴り響き・・
    その瞬間、息子たちの2年半にわたるラグビー生活に終止符が打たれました。
    息子の目には涙があふれ・・
    私もまたもらい泣き。
    孫の頑張りに感動して涙してくれたおじいちゃんを見て、また涙。
    晴れ姿を見てもらえて、おじいちゃんたちに来てもらって本当に良かった。

    持てる力を出し切って60分戦い、敗れはしましたが、
    キャプテンの掛け声で最後のあいさつをする三年生たちの顔は
    すべてをやりきった達成感であふれ輝いて見えました。

    御苦労さま・・何度も心の中で叫びました。
    親の私からみても本当に毎日よくがんっばっていたと思います。
    胸を張って、自分たちの果たせなかった夢を後輩たちに託してくださいなっ。

    思えば、全く無のところから始めたラグビー。
    本人はもとより、私もそれまでラグビーという競技には全く興味がなく
    知識もなく、最初の頃は練習や試合を見にいっても
    タックルされる息子を痛々しく思っていたものでした。
    怪我をする度に「もう辞めたら・・」と何度も言いそうになりました。
    1年、2年と続けていくにつれ、体も大きくなり精神的にも
    たくましくなり、立派なラガーマンへと成長していった息子。
    その間苦楽を共にしたかけがえのない仲間の存在が、大きく彼を成長させて
    くれたと思います。
   
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      「自分自身を盾に仲間を信頼し、仲間を助け、仲間から助けられる」             こんなすばらしいスポーツに出会えて本当に良かったと心からそう思います。
    
     私も息子のラグビーを通して、素敵なお母さんたちに出会い
     共に応援することができたことを心から感謝し、幸せなことだと思います。
     
     多少の温度差はあれど、誰しも子供を愛し、応援する気持ちに変わりはありません。
     私の子育てのモットーは「子供たちと同じ時間・同じ場面を共有すること」
     子供たちの活躍の場をみることのできる特権を生かさない手はないと思っています。
     これからも子供たちの勇姿を見に、どこへでも出向くつもりです。

     ラガーマンの息子を見るのが大好きでした。
     もう見れないと思うと余計に、
     もっともっと見ていたかったと寂しさが広がってきます。
     母がいつまでもメソメソしててどうすんねん。。・・でも・・(笑)

     今日は早速今までお世話になった部室を掃除し、先輩達から受け継がれてきた
     ラガーシャツなどを後輩に引き継いでくるそうです。
     これで一区切りつけるのかな。

     ラグビーで培ってきた根性と体力を
     今度は受験という土俵の上でいかんなく発揮して
     春には見事桜を咲かせてくれることを期待しています。

     長男が一段落したので、次は同じくラガーマンの道を歩き出した高1の二男の応援に
     あちらこちらの会場へと走りまわるとしますか。
     またこちらの方でも素敵なお母さんたちとの出会いが待っているといいなぁ~。

      
       ラグビーと共に歩んだ息子の
        「すばらしき青春」に乾杯♪

     
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追記。
       主人が、息子の引退祝いにと
       ケーキを買ってきてくれました。
       ラグビーを続けることにはずっと反対してきた主人だけど
       最後はやっぱり息子の頑張りを評価してくれていたのかな~。。
       
        
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by mamma_tama | 2011-11-07 16:42 | むすこたち
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